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番号 FJ08020 名前 黄金の炎の騎士団! 読み おうごんのほのおのきしだん! Lv 2 スター 種別 トラップ トリガー PlayEnemy 【……こらこら……そんなたいそーな名前を……】○《敵が登場した時》 登場した敵以外の敵を1枚まで選び、6000ダメージ!○[捨札にあるこのカードをゲームから取り除く] プランゾーンにあるレベル4以下の赤のユニットを1枚選び、ターンの終わりまで、『夢(プランゾーンからプレイできる)』という能力を与える。 ブロック 富士見書房 作品 スレイヤーズ レアリティ C
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ヒジュに狼狽した姿を見せないために、アンテナとしてチュグン(チュンウォン)を守るテヤン(コンシル)。 チュグンは、ヒジュが誰かに利用されていたに違いないと思っていたが、誰かをかばっていることを知り愕然としたのだった。ヒジュが再び現れたら、自分が必ず排除してあげるといい慰めるテヤン。 ヒジュとの関係がこのようになったため、ネックレスの在処を聞き出すことはできなくなった。主君の太陽 DVDチュグンは、そもそも、ネックレスについて完全に誰かに騙されているかもしれないと思う。 チュグンの父は、ロンドンで写真に写っているヒジュの写真を手に入れている。(※ひょっとしてヒジュは生霊で、良心の呵責のために霊としてやって来ている?ネックレスは共犯者とともにだまし取っていて?) テヤンはカンウに霊が見えることを打ち明ける。ベンチに座るおばあさんの横に白い猫の霊がいると言い、カンウが確認すると、おばあさんは雪のように白い猫だったと写真を見せる。 本日の霊はピアニストのルイ・ジャンの妻です。 利用価値が無くなったテヤン。けれど、チュグンは今までの功績から防空壕としての自分の使用料を差し引いても、十分にインセンティブがあると、テヤンの口座に給料を振り込む。それに喜ぶテヤン。また、引き続き何かと計算中だからそれが終わってから消えろという。 結局はいつものような言い回しだが、そばにいろということだ。宝くじに当たったと、キム室長に報告し、金縛りにあったらいつでも助けると、ウキウキしているテヤン。 愛妻家のルイ・ジャンは亡き妻の遺体を葬ることなく冷凍保存している。ある夜、リサイタルを開くキングダムのホールに入り、悲しみの深さからピアノの鍵盤蓋で手を壊そうとしていた。 侵入者に気付いたカンウがルイ・ジャンを取り押さえる。そこで手を怪我したと言い張りだすルイ・ジャン。それを解決するためにテヤンは亡き妻とコンタクトを取り、彼の好きなくるみのパイを焼く。そのパイはピアノ演奏中に食べ物の臭がすることを嫌うルイ・ジャンが唯一ピアノのそばで食べる好物で、妻しか知らないものだった。 テヤンのお守りとして太陽(テヤン)のネックレスを買ったチュグン。けれど、タイミングが悪くずっと渡せずにいた。黙って持って行った自分のペンと交換しようとしたり。 けれど、すぐに中国へ行かなければならない。チュグンはゴミ箱の傍にいつもいるおじさん霊に語りかけ、テヤンに渡してくれと言いベンチにネックレスを引っ掛ける。 妻がそばにいることを知ったルイ・ジャンは、テヤンと姉との会話を聞き、テヤンが意識を失うと体を乗っ取られることを知る。そこで、シナモンティーに薬を盛り妻を憑依させる。 ソクチョルから電話を受けるチュグン。テヤンがルイ・ジャンのミューズとして一緒にフランスに旅立つと知らされる。 けれど、テヤンに乗り移った妻は、すでに状況は変わっていて、あなたも変わらなければならないと、類・ジャンにきつく当たる。あなたのすべてを手放すことを告げるために、一時的に体を借りただけだと。 心配になって帰ってきたチュグンと憑依されたテヤンが対峙する。そこで、テヤンの気持ちについて話しだす妻。テヤンは、チュグンにすごく好きな人がいるがそれは秘密だと言っていた。 けれど、妻が気になるのは、すでに計算をする必要がないのにテヤンを手放さないチュグンの秘密の方だった。気になってこの体から離れられないという妻。チュグンはテヤンに触るだけでなく、キスをすることで憑依を解く。 眠りから冷めつつあるテヤンは、去っていくチュグンをおぼろげに見る。その後やって来たカンウにチュグンが戻ってきていたことを聞かされるテヤン。 変わっていく自分を自覚するチュグン。キム室長とそのことを話す。そして、『彼女の傍にずっと入れば、ずっと変わっていくのでしょうね。私は変わりたくはありません』という。 出張から帰ってきたチュグン。ネックレスを見つけ幸せな気分のテヤンは彼を迎えに行く。けれど、そこにやって来たチュグンはフィアンセを連れてきていた!
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一連の勇者の行動から同盟関係が木星帝国に傾くオーブ国内。 その中で一佐に申し訳がたたぬとオーブから去る士郎だが、その胸中には一つの作戦があった。 衛宮士郎が去ったオーブではセイラン派が跋扈し、現政府の総入れ替えを目論む。 その様子を見る勇者新党。最早ない同盟関係ならばせめて態度を決めさせるために木星帝国に攻撃を加える。 カガリは己の不明を恥じつつも、十傑集・幻惑のセルバンテスとダンテの話に自分の覚悟を決める。 国家とは何か。国民とは何か。国の信念、在り方とは何か。 エミリアの姿を脱ぎ、忠烈を誇る一徹の戦士はそれを思い出させるために剣を振るう。 黄金の意思。理想と忠義の旗を背に戦え、ダイセイバー!
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永遠の魔神の一部にして子供と呼べる存在。 本体から分かれるほどに本体は弱体していく。 最初に分かたれたものは創世と終焉である。 これを契機にマリスが永遠の魔神からいくつも溢れ出したため、それらに対処するため更に生み出された。 マリスとは真逆の特性を持っており、光のパターンはそれぞれ固有のものである。 それぞれに二つ名が付いており、特務隊?の情報部によって観測されたものは創世、螺旋、虚無?、本能、全知、恍惚、溶融、滞留の八つである。 これ以外にも存在する可能性はあるが実際のところは不明。 datの世界の存在を取り込むと覚醒するらしく、そうなるとそれぞれが魔神と呼ばれる強大な存在になるらしい。 マリス同様二つ名に応じた力を行使することができるが、それらは必ずしも否定的な意味の言葉だけではないようだ。 創世、終焉、虚無?の例から考えるにおそらくこれらは現在ネームレスになっていると思われる。 なぜそうなったかや残りのこれがどのネームレスになっているか、全てのネームレスがこれなのかは不明。 最後に関しては宿題のマリスの発言などからおそらく異なるだろうが、未だ謎は多い。 とりあえずぽっと出でないネームレスはこれの可能性十分なので気を付けたらいいんじゃないかな。多分。 ワープの光? さあ何のことやら。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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【名前】 カリスモン 【読み方】 かりすもん 【世代】 究極体 【種族】 人造獣型 【タイプ】 ウイルス 【必殺技】 ロデオバレットディープフォレスト 【所属】 ナイトメアソルジャーズ 【詳細】 冷たい銃身と熱き爪で武装した究極体の人造獣型デジモン。 必殺技 ロデオバレット 右腕の銃身からのホーミング弾で相手を追い込む。 ディープフォレスト 左腕の爪で相手を引き裂く。
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概要 Ver.2.1から【ピラミッドの秘宝】に新登場したアイテム。 探索済みの霊廟に未探索のプレイヤーと一緒に再アタックすることで手に入る。 小さな黄金の秘宝は【黄金の秘宝?】と同様に【ヤヨイ】に鑑定してもらうことでアイテムに変化する。 以前のバージョンでは探索済みになると再アタックしても何も手に入らない為、未探索のプレイヤーに同行することは完全なボランティアであり、フレンドやチームからの募集に乗り遅れると野良に募集を出すか、ボランティアのお願いをするしかなかったため、お手伝いにもなんらかのメリットを、という声に応える形での実装となった。 鑑定結果 【ゴルスラのコイン】 魔法の迷宮で使用する 【ちいさなメダル】 ゴーレックが集めている 【きんかい】 職人素材
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ノヴェリア 諜報活動 概要 アサリのマーリーン・カリスにバイナリ へリックス社の営業マン、ラファエル・ヴァーガスを罠にはめるよう依頼される ポート ハンシャン メイン フロアにいるマーリーン・カリスとの会話により発生。 攻略 選択肢は4つ。 (case.1)依頼を拒否する 最初のカリスとの会話で、「違法行為だ」の後「言い訳にならない」を選択し依頼を拒否する。 報酬 パラゴン 8pt (case.2)カリスの計画をヴァーガスに報告(パラゴン) カリスから装置を受け取り、ヴァーガスへ話しかける。 「あるアサリからスパイを頼まれた」を選択し、カリスの企みをヴァーガスへ報告する。 カリスのもとへ戻り、結果を報告する。 報告時に、「君のことを話した」を選択しアサインメントを完了する。 報酬 XP、(「犯罪だからだ」を選択した場合)パラゴン 2pt (case.3)カリスの計画をヴァーガスに報告(レネゲイド) カリスから装置を受け取り、ヴァーガスへ話しかける。 「あるアサリからスパイを頼まれた」を選択し、カリスの企みをヴァーガスへ報告する。 カリスのもとへ戻り、結果を報告する。 報告時に、「済ませた(ウソをつく)」を選択しアサインメントを完了する。 報酬 XP、レネゲイド 9pt、500クレジット(会話スキルを使用した場合は750クレジットに増額) (case.4)ヴァーガスを罠にはめる カリスから装置を受け取り、ヴァーガスへ話しかける。 チャーム/アグレッシブスキルを使用し、会話を引き伸ばす。 ハッキング完了後、カリスへ報告しアサインメントを完了する。 報酬 XP、レネゲイド 2pt、500クレジット(会話スキルを使用した場合は750クレジットに増額)
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“黄金の錠の”イェランダ Yelanda Goldenlocks イェランダは、陽の天蓋寺院のイェルマリオ・カルトに所属する数少ない女性の一人です。イェルマリオのカルトでは女性の昇進は禁止されていませんが、ここまで昇進するのには男性の偏見と闘わなければなりませんでした。彼女はカルトのルーン王(光の娘/ライト・レディ)としての地位を得る資格がありますが、彼女の申請は太陽領の光の将であり上級ルーン王であるインヴィクタス卿によって断固として拒否されています。 昨日、ついに彼女のフラストレーションは爆発し、いきなりインヴィクタス卿に決闘「ゴールデンハンド卿の鎧への挑戦」を挑みました。しかし光の将に惨敗した彼女は、いま寺院の施療院で屈辱的な敗北の傷をいやしているところです。 ロールプレイング・ノート あなたの外見は、長い金髪に焦茶色の瞳が特徴で、陽の天蓋寺院の理想に合致しています。実際、あなたは非常に美しいと思われていますが、能力ではなく外見で判断されてしまうとイラッとしてしまいます。このことが、あなたを今日のような光の娘を求める気持ちに追いやる一因となっています(教団のヒエラルキーでの男性たちの抵抗のため)。あなたは本物の男性との交友関係が恋しくなります。友情だと言ってきても、口説き文句なのか、男の本音が何かはいつもわかりづらいからです。あなたは「黄金の錠(ゴールデンロック)」というあだ名を嫌っていますが、それは定着してしまっています。あなたのお手本であり英雄であるのは、教団の中で唯一の女性ルーン王となったベガ・ゴールドブレスです。 イェランダは同盟精霊のボブと永続的・無制限の精神結合をしています。テレパシー的な感覚でお互い意思疎通することができ、お互いの呪文やMP、ルーンポイントを使用することができます。また、お互いの感覚を共有することもできます。INTや精神に影響を与える呪文はどちらか一方に対して投射された場合、精神結合を経由してもう一方にも影響を与えますが、それぞれのキャラクターは自分のPOWやMPを使って抵抗することができます。 今、何が起きているの? あなたは夜中に警鐘の音で起こされました。しかし施療院の癒し手たちはあなたを寝所から出そうとしませんでした。あなたは夜明けまで悶々とした時間を過ごし、閲覧の広場の砂利の上で軍靴と槍の穂先が鎧を叩く音を聞いていました。何か大きな事態が進行中だと思われましたが、癒し手たちはそれが何であるかを知りませんでした。あなたはボブに尋ねようとしましたが、彼もあまり事情を知らないようでした。夜明け頃、伯爵の従者の一人があなたに集会所への出席を求めて来訪し、癒し手の抗議を無視してあなたは寝所から自分自身を痛々しく引きずり出し、急いで装備を身に着けました。多分、これから、あなたはこの騒動の原因が何であるかを知ることになるでしょう……
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孤高のカリスマ J02-011/N カード名:《孤高のカリスマ》(ココウノカリスマ) キャラ名:「シキ」(シキ) LPリミット:10% キャラクターシンボル:クロス 属性:イグラ END:- あなたは自分のサポートを1枚選び、アルバムに置くことで、相手のサポートを1枚選び、アルバムに置く。 ――血よりも赤い、紅い瞳。
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激しい戦いの音が城から聞こえてきて数分が経つ ギデオンは新たな手がかりを得ようと城へと戻って来ていた 「完全に分断されちまったな・・・しっかし一体何が起こってるんだ?」 戻ってきた城は森に呑み込まれたような異様な姿へと変貌していた ワンダーワールドの能力が予想より遥かに大規模だったとは言え十六聖天高位の自分達がこうも躍らされ 拠点の一つであるノイシュヴァンシュタイン桜子城をこんなにされてしまうとは・・・ 十六聖天は強大な力を持った個人の集まりである だが個人が強力な力を持ち過ぎているが為に逆に大人数での連携はとり難いと言う欠点がある事も事実だ それをまとめて居られるのは一重にハワワイザーやメカシバイの尋常ならざる頭脳あってのものだろう 「中庭の方か!」 個人が強力な力を持ちすぎている それは十大聖天にしても同じ事が言える筈である ならば彼らをまとめ、運用している者もまた尋常ならざる頭脳の持ち主と言う事なのか 「ナ、ナナちゃん!?」 ギデオンが中庭へ向って森と化した城内を疾走している途中 通り過ぎた医務室の中にずっと探し続けていたナナエルの姿があった 「ナナちゃん!」 森と化した元医務室であった所に一人うずくまって居るナナエル こんな状況だ、普通なら敵の罠かもしれないと警戒しつつ接近するのが常識なのだろう しかしギデオンは一瞬の躊躇も無く近づいた 「無事だったんだね。良かった~おじさん心配してたんだよマジで」 いつもの軽口でナナエルに話しかけるギデオンであったがすぐにナナエルが普通の状態で無い事に気付く 「・・・ナナちゃん?」 重くどんよりとした表情に綺麗な黄金の瞳を不安げに曇らせギデオンに向けてくる 「ギデオンさん・・・」 「ど、どーしたのよ?俺が来たからにはもう安心だぜ。早く他の奴等の所に戻ろうぜ」 そこまで言って突然言葉を遮られるように目の前に差し出される深く傷ついた手 「怪我してるじゃないか!綺麗な手が傷でも残ったら大―」 手をとって傷の具合を見たギデオンは我が目を疑った 傷の中に見えたのはコードやホース、金属の部品。肉のように見えた物はシリコン材のようだった 「義手じゃありません。本物みたいなんです」 下の方を向いたままナナエルが話しかけてくる 「わ、私の記憶も・・・思い出も何かおかしいんです。思い出すと自分の姿も居るんです」 「・・・」 「子供の頃の記憶も写真しか思い出せなくて・・・ギデオンさん、どう思いますか?」 ギデオンは自分が恐ろしい想像をしている事に気づき必死で他の答えを探そうとした しかしどう答えれば良い? 上手い答えも、誤魔化し方も、今目の前のチープで残酷な現実の前にはあまりにも無力だ 「私って人間じゃなかったんでしょうか?機械だったんでしょうか?」 「いや、それは・・・」 答えなんか見つからない 誤魔化しや慰めなど考えた自分が愚かだったんだ 「私は誰かの偽物だったんでしょうか?私は―」 今にも崩れそうなナナエルをギデオンは強く抱きしめた 「ギ、ギデオンさん!?」 今、目の前に居るナナエルが自分が探していた本物のナナエルだ 理屈など無くとも判る だったらナナエルが本当は何者であろうと守るし、掛け替えの無い仲間である事に変わりは無い 「お前は本物だ。俺が探してたナナエル・リキテンシュタインだ」 「で、でも・・・」 保健室の外からは今も激しい戦いの音が聞こえてくる なおも不安そうな瞳を向けてくるナナエルをギデオンはただ強く抱きしめてやるしかなかった もう二度とどこかへ行ってしまわない様に・・・ 「頭が・・・頭の中を無理矢理覗かれているような感覚が・・・」 ガックリと膝を突き頭を抱えるジョンはいまだかつて味わった事の無い奇妙な感覚に襲われていた 「だ、大丈夫かランスロット?」 あれからドロシーは攻撃を仕掛けていなかった カイザーは防御に入ったドロシーのOZの前には無力に近かったしランスロットもこの通りである 「案山子は封印された記憶でも見る事が出来る」 広がった森がそこに居る者達の知識、記憶、意識、心、全てを探り出す 「ネス子・・・ママ・・・スコットランド・・・兄弟・・・」 「やめろ・・・僕の頭の中を見るな・・・」 「主!我が主よ!しっかりしろ!気をしっかり持て!」 依然として動けないジョン 案山子を介してジョンの記憶、思考、感情を読み続けるドロシーであったが 「ん?これは―」 ブン― ガキィン! 何かを見つけたようなドロシーに振り下ろされた剣は獅子によって苦も無く防がれた 「無駄な事を」 OZによって無力化されたカイザーが落ちていたサーベルを拾いドロシーを切りつけたのだ 勿論届くなどとは思っていない それでも尚OZの結界内に入った為カトウのロンギヌスの槍が消え傷口から痛ましく血を流しても カイザーはドロシーを止めようと剣を振りかざしたのだ 「戦友の為に血を流すのは・・・無駄な事ではないぞ」 失血でフラ付くカイザーと、その彼の姿を見て立ち上がろうとするジョンの姿を見てドロシーは 「少しだけ解った。解った気がする」 そう良い踵を返した 「な、何故引く?今がチャンスのはずだ・・・」 「・・・お父様のためだ」 「なに?」 ドロシーはここに来て初めて少し疲れたようにフラつきながら 独り言のように真意を測りかねる言葉を残し後退して行く 「シエラ・キャロルは始末して良い。 ナナエル・リキテンシュタインにはまだ死なれては困る 少し遊びすぎた・・・次は始めから本気で・・・ブツブツ・・・」 ドロシーの後退と共に魔術師の森は朽ち果てるように消えてゆき残されたジョンとカイザーは暫し茫然としていた 「な、なんだったんだあいつは」 「分かりません・・・ただ不気味な相手でした。何か隠しているようだった」 やっと心を暴かれる呪縛から開放されたジョンはグレイスの様子を見る 「置いて行かれちゃいましたね。この子」 「あぁ・・・」 カイザーは考える。 順位を持たずしてあれ程の力を持つ魔女ドロシー あっさりと順位を持つ仲間を捨ててゆき、まるで独自の別の目的を持っているかのような言動 「十大聖天・・・これが真の力ではない気がする。しかし今は-」 「おーいカイザーさーん!ジョンー!」 ジョンはグレイスを背中に背負いカイザーは城に入ってきたリーンの方を向き直る 「ナナ姉ちゃんの居場所が分かったよ!それに新たな時空の歪みも」 「仲間と脱出する事が先決、と言いたいのだな?カイザー殿」 「セリフ強奪はジョンの分だけにしてくれ」 「人様にまで迷惑掛けちゃダメだよアロンダイト!ってジョンが言ってましたー」 「そんな事言ってないし!?それよりリーンカイザーさんの手当てしてあげて!」 「ほぅ、ならば奪うのは主のセリフだけにしておこう。さすが我が主は心が広い。一生ついて行くぞマイマスター」 「一生セリフ奪うってさジョン」 「もうボクはどうしたら良いか分からないよママー!」 せっかく助けに来たのに何だか散々なジョンであったが、仲間達と合流し元気を取り戻す十六聖天であった しかしこの時、聖天士達は知らなかった これからナナエルとカイザーを待ち受ける過酷な運命のいたずらを 黄金の瞳の少女 ⑧ 終り